ロゴ適応疾患

ロゴ不妊症

健康なカップルが避妊をせずに1年以上妊娠しない場合を不妊症といいます。
最近では、6組に1組のカップルが子宝に恵まれず悩んでいるとの統計がでています。

葉の写真<原因>
・男性側の原因
無精子症、精子無力症、精子減少症、性機能障害、性交障害
・女性側の原因
排卵障害、卵管障害、子宮頚管の精子通過障害、子宮の着床障害 

*女性が30代後半になると、卵子の質も20代に比べて低下してきます。昨今の晩婚化や女性のライフスタイルの変化などにより、高齢で出産を望む方が増えたことも1つの要因と考えられます。

*東洋医学では、人間の根本となる腎の一点にある熱い気の力右腎命門、うじんめいもん)が、生命体を生み出し、人格形成や遺伝子をも集約していると考えます。その右腎命門が衰弱していると、骨盤内臓器に異常を起こし、子宮、卵巣、卵子の発育不全、分泌異常を起こすとされ、不妊の原因となります。
また、右腎命門は精神作用を統括して支配する精気(せいき)を持っていますが、この働きが悪くなると、不眠、精神不安定などの症状が現れます。

<鍼灸での治療方針>
鍼灸治療では、妊娠しやすい身体作りのサポートをいたします。全身調整と不妊治療を平行して行っていきます。
・全身の気血の流れを調整した上での局所の血流改善
・冷え・ストレスの緩和
・自律神経の調整をはかる
・体質改善
・右腎命門(うじんめいもん)の衰えの改善

*不妊治療は長期に及ぶことが考えられます。治療を続けることにより、月経痛、月経不順、子宮内膜症、肩こり、腰痛、冷え性、むくみ、便秘、慢性疲労などの随伴症状の軽減も期待できます。病院での不妊治療と併用して、身体を整えることを目指します。

継続治療のおすすめ

鍼灸治療は現在かかっている病気を治療するばかりでなく、体質を改善し、病気にかかりやすい素因を取り除いてくれます。
継続的な治療をすることで疾病を予防し、体力の向上をはかり、健康維持としての効果があります。副作用はありません
鍼灸治療の効果は、発病してから日が浅い病気ほど早く現れます。急性の場合、1回の治療で激しい症状が軽減することがよくありますが、経過の長い病気は1回の治療ではなかなか完治することはできません。
治療は症状により1日おき、2日おき、1週間に1回程度で快復していく場合もあります。
あきらめないで継続治療をなさってください。
元気な身体を取り戻しましょう。