ロゴ適応疾患

ロゴ腰痛

腰がだるい、鈍い痛み、激しい痛みなど、腰痛の症状は様々です。これらを総称して「腰痛症」といいます。
原因不明の腰痛の多くは、「腰痛症」と捉えます。

<原因>
花腰痛が起こる原因としては、「姿勢の悪さ」、「長時間同じ姿勢をとり続ける」、「ストレス」、「肥満」、「運動不足」、「老化による変形」、「不規則な生活」、「偏った食生活」、「内臓の病気」、「外傷」など様々な要因が挙げられます。
女性の場合、「ハイヒールなどのかかとの高い靴を履く」、「妊娠・分娩・産褥に伴う、子宮・骨盤の諸関節・筋肉・靱帯の諸変化」なども考えられます。
一般的には、大きく以下の様に分けることができます。

靱帯や筋肉のトラブル 骨のトラブル 内蔵のトラブル
・筋筋膜性腰痛
(ギックリ腰を含む)
          など
・椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・変形性脊椎症
・脊椎分離症
・脊椎すべり症
・骨粗鬆症
・圧迫骨折
          など
・婦人科疾患
(子宮筋腫、卵巣
脳腫、子宮内膜症など)
・腎臓結石
・尿管結石
・大動脈瘤
・悪性腫瘍
          など
   

*まずは整形外科でレントゲンやMRIを受けて、原因を確認した方が良いでしょう。
*仰向けで寝る場合は、膝の下に丸めた毛布等を入れ、膝を立てるようにすると痛みが楽になります。

<鍼灸での治療方針>
鍼灸治療で、症状の悪化や痛みを抑制することができます。以下のような目的で施術を行います。
  ・全身の気血の流れを調整した上での局所の血流改善
  ・筋肉の弛緩
  ・圧痛、硬結を改善させる
  ・免疫力の向上

早期治療が大切です。腰は身体の要(かなめ)です。お大事になさってください。
*腰痛は消化器系、婦人科系、泌尿器系の疾患が原因で起こることもありますので、 注意が必要です。

<腰痛の予防>
腰痛の再発や悪化を防ぐために、ストレッチやトレーニングで予防することは可能です。
そして、鍼灸などによる定期的なメンテナンスを心がけることが大切です。 日頃から以下のケアをお勧めします。
  ・姿勢を改善する
  ・急な動作を避ける
  ・疲れを溜めない
  ・適度な運動をする
  ・食事に気を付ける
  ・肥満に注意する
  ・精神的なストレスを取り除く
  ・規則正しく睡眠をとる  
      …など

継続治療のおすすめ  

鍼灸治療は現在かかっている病気を治療するばかりでなく、体質を改善し、病気にかかりやすい素因を取り除いてくれます。
継続的な治療をすることで疾病を予防し、体力の向上をはかり、健康維持としての効果があります。副作用はありません
鍼灸治療の効果は、発病してから日が浅い病気ほど早く現れます。急性の場合、1回の治療で激しい症状が軽減することがよくありますが、経過の長い病気は1回の治療ではなかなか完治することはできません。
治療は症状により1日おき、2日おき、1週間に1回程度で快復していく場合もあります。
あきらめないで継続治療をなさってください。
元気な身体を取り戻しましょう。